Bayer

医薬品の適正使用に欠かせない情報です.必ずお読み下さい.
使用上の注意改訂のお知らせ


勃起不全治療剤
指定医薬品
処方せん医薬品注)


(一般名:塩酸バルデナフィル水和物)
注)注意―医師等の処方せんにより使用すること

2005年5月
バイエル薬品株式会社
 この度,標記レビトラ錠の「使用上の注意」を下記のとおり改訂致しましたのでお知らせ申し上げます.ご使用に際しましては「使用上の注意」に十分ご留意賜りますようお願い申し上げます.
 なお,この度の改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日数が必要ですので,既にお手元にある製品のご使用に際しましては,ここにご案内申し上げました改訂内容をご参照賜りますようお願い申し上げます.




1.改訂内容
改訂後

改訂前

■禁忌(次の患者には投与しないこと)


(8)リトナビル,インジナビル,アタザナビル, サキナビル,メシル酸サキナビル,ホスアンプレナビル,ロピナビル・リトナビルを投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]
(9)ケトコナゾール,イトラコナゾールを投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]
(10)α遮断薬を投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]
(省略)
■禁忌(次の患者には投与しないこと)


(8)リトナビル,インジナビル,アタザナビル,ケトコナゾール,イトラコナゾール(チトクロームP4503A4を強く阻害する薬剤)を投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]
(9)α遮断薬を投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]


(省略)
3.相互作用
……
(1)併用禁忌(併用しないこと)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
…… …… ……
アタザナビル
 レイアタッツ
サキナビル
 フォートベイス
メシル酸サキナビル
 インビラーゼ
ホスアンプレナビル
 レクシヴァ
ロピナビル・リトナビル
 カレトラ
本剤の血漿中濃度が上昇し,半減期が延長するおそれがある. CYP3A4阻害によりクリアランスが減少する.
…… …… ……
3.相互作用
……
(1)併用禁忌(併用しないこと)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
…… …… ……
アタザナビル
 レイアタッツ
本剤の血漿中濃度が上昇し,半減期が延長するおそれがある. CYP3A4阻害によりクリアランスが減少する.
…… …… ……
4.副作用
国内データ:承認時までに,本剤5mg,10mgを投与された総症例143例中58例(40.56%)に副作用が認められた.主な副作用は,ほてり36例(25.17%),頭痛14例(9.79%),鼻閉7例(4.90%)等であった.
外国データ:外国で実施された臨床試験において,本剤5mg,10mg,20mgを投与された総症例7,080例中2,206例(31.16%)に副作用が認められた.主な副作用は,頭痛871例(12.30%),ほてり749例(10.58%),鼻閉313例(4.42%),消化不良230例(3.25%)及びめまい125例(1.77%)等であった.
4.副作用
国内データ:承認時までに,本剤5mg,10mgを投与された総症例143例中58例(40.56%)に副作用が認められた.主な副作用は,ほてり36例(25.17%),頭痛14例(9.79%),鼻炎8例(5.59%)等であった.
外国データ:外国で実施された臨床試験において,本剤5mg,10mg,20mgを投与された総症例3,172例中1,075例(33.89%)に副作用が認められた.主な副作用は,頭痛426例(13.43%),ほてり369例(11.63%),鼻炎197例(6.21%),消化不良128例(4.04%)及びめまい73例(2.30%)等であった.
───線部追加,   線部改訂


【副作用の種類・頻度に関する改訂】
1)追加:
不安,異常感,勃起増強(勃起時疼痛等)
2)頻度の変更(旧新):
(1)“0.01%~0.1%未満”“0.1%~1%未満”
低血圧,起立性低血圧,鼻出血,食道炎,胃食道逆流
(2)“0.1%~1%未満”“0.01%~0.1%未満”
持続勃起
3)副作用名の変更(旧新):
弱視霧視,疼痛灼熱感,副鼻腔炎副鼻腔うっ血,鼻炎鼻閉


2.改訂理由

●「禁忌」,「相互作用(1)併用禁忌」の項:
HIVプロテアーゼ阻害剤(サキナビル,メシル酸サキナビル,ホスアンプレナビル及びロピナビル・リトナビル)の追加


[厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂(平成17年5月11日付)]

1)本剤と,上述のHIVプロテアーゼ阻害剤との薬物相互作用を検討した臨床試験成績はありませんが,アタザナビルと同様,本剤と併用した場合,本剤の血漿中濃度が上昇し,半減期が延長するおそれがありますので追加することになりました.なお,これまでにこれらの併用による副作用は報告されておりません.
2)これまで「禁忌」の項ではHIVプロテアーゼ阻害剤と抗真菌剤(ケトコナゾール,イトラコナゾール)を並べて記載していましたが,これを分けて記載することになりました.
3)今回,追加するHIVプロテアーゼ阻害剤の添付文書につきましても,整合性をはかるために「禁忌」および「相互作用(1)併用禁忌」の項に本剤が追加されます.

●副作用」の項[自主改訂]

 2004年3月までに集積された国外臨床試験の安全性データに基づきCCDSが改訂されました.これに沿って,新規の副作用を追加するとともに,一部の副作用の発現頻度を変更しました.また,報告された副作用名をより正確に反映するために,一部の副作用名を変更しました.

*)CCDS(Company Core Data Sheet:企業中核データシート)
バイエルヘルスケア社が作成している,各国の添付文書を作成する際に基準となる製品情報文書で安全性情報,効能又は効果,用法及び用量,薬理学的情報及び製品に関するその他の情報が記載されています.世界中から集められた安全性情報を評価し,最新の情報が反映されるよう,逐次改訂が行われています.


レビトラ錠 5・10mg
添付文書情報

医薬品添付文書改訂情報は機構のインターネット情報提供ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp/)に改訂指示内容,最新添付文書並びに医薬品安全対策情報(DSU)が掲載されています.あわせてご利用ください.